原綿:蝶矢シャツの理念を体現し続けるためには、強く美しい綿花種の保存と育成が不可欠だった。1993年、蝶矢シャツと長らく協業してきた東洋紡が「シーアイランドコットン」と「ピマコットン」の交配種の綿花栽培に成功。シャツ生地には、「シーアイランドコットン」の持つ光沢となめらかな感触、「ピマコットン」の持つ繊維の長さと強靭さを融合した革新のハイブリッド原綿「マスターシード®」を採用した。
19世紀の終わり、アジアで初めて工業的紡績を始めた日本の東洋紡。現在も上質素材を生産する東洋紡国内工場(井波)にて生産されたマスターシード®極細番手糸を使用。
130年分の型紙の精査、既製品のみならずビスポークで培った知恵を全て注ぎ込んだ自社オリジナルパターン。独自のラインと曲線を多用した超立体設計により、体の丸みに柔らかくフィットする美しいシルエット・運動性・着心地を極限まで追及したパターンを採用した。
正確無比なサイズスペックを実現するマシンメイド10ヶ条
低速立体縫製:最適な運針:1本針本縫い:極細2mmの裾巻き:袖の後付け:袖伏せスクイ縫い:ラジアルスクエアタイプ釦ホール:地縫い返し:根巻き:オリジナルの白蝶貝ボタン
Atsushi Nakamichi – Architecture Photographer
「尊敬する写真家、アーヴィング・ペンが自身のポートレートでいつも白いシャツを着ていて、それは被写体に向けた敬意なんだなと思っていました。この清々しいシャツに袖を通して、ようやくペンに近づけたような気がします」
Shungetsu Nakamura – Flower Artist
「パーティに出向いて花を活け、そのままゲストとして同席することが多く、動きやすくてラフになり過ぎないシャツを探していました。このシャツは美しい生地で繊細なディティールなのに着崩れず、僕の理想のシャツです」
原綿:蝶矢シャツの理念を体現し続けるためには、強く美しい綿花種の保存と育成が不可欠だった。1993年、蝶矢シャツと長らく協業してきた東洋紡が「シーアイランドコットン」と「ピマコットン」の交配種の綿花栽培に成功。シャツ生地には、「シーアイランドコットン」の持つ光沢となめらかな感触、「ピマコットン」の持つ繊維の長さと強靭さを融合した革新のハイブリッド原綿「マスターシード®」を採用した。
19世紀の終わり、アジアで初めて工業的紡績を始めた日本の東洋紡。現在も上質素材を生産する東洋紡国内工場(井波)にて生産されたマスターシード®極細番手糸を使用。
19世紀末から現在に至るまで綿織物産地である浜松での織布。シャトル織機で、生地のふくらみを大切に低速で織り上げた。
原綿の持つ美しさ、豊かな質感を大切に織り上げた生地を出来る限りローテンションで加工。生地に優しい二段階漂白方式で美しい白さとソフトでシルキーな風合いに仕上げている。
130年分の型紙の精査、既製品のみならずビスポークで培った知恵を全て注ぎ込んだ自社オリジナルパターン。独自のラインと曲線を多用した超立体設計により、体の丸みに柔らかくフィットする美しいシルエット・運動性・着心地を極限まで追及したパターンを採用した。
曲線を多用したパターンを立体的に美しく仕立てる為、通常比1/2の速度でミシンを止めず、流れるように縫製している。
繊細さとステッチの沈み感等、素材との相性を踏まえた運針(24針/30mm)
身頃の脇、袖脇は1本針巻き本縫い仕立て。見た目も美しく、風合いもしなやかで心地よい肌触りに。
極細(2mm)の裾巻き。
身頃と袖筒を別々に縫製した後、立体となったアームホールに沿って袖をひねりながら縫いつけることで身体に美しくフィットし、可動域も確保。
自社改造の特殊ミシンによる手縫い風スクイ縫い袖伏せ。(世界初)
超低速でテンションをかけない特殊な伏せ縫いを施す事で伸縮性と強度を高め、ハンドメイドでは出来ない均一で美しいステッチワークと機能性を両立。
超極細番手糸で高密度。片側を放射線状にカーブさせた機能的で美しい穴かがり。
襟足、カフス、身頃の全ての釦付けに独自開発ミシンによる根巻きを採用。
生地の端を一度縫ったものを折り返して仕上げる為、高い技術が要求される手間のかかる方法。前肩、カフス付け部分を地縫い返しにすることで、段差の無い、肌触りも見た目も優れ耐久性のある仕様。
美しい光沢、滑りの良い白蝶貝ボタンの底面に丸みを持たせた形状で、留め外しも容易で快適。